皆様こんにちは~♪
木曜日ブログ担当の「よーすけ」です!
では、
今週も明るく!!
あのコーナーからスタートします(^○^)ノ
■■■今週の心晴(みはる)&友悠(ともはる)■■■

<同じ顔した親子の3ショット>
どうしても、
4人で撮れないのが残念ですが、
出たがり(?)の3人を露出させて頂きます。
姉の方は、
色んな感情を、言葉で表現するようになり、
弟の方は、
色んな感情を、動作で表現するようになりました~♪
とっても賑やかで楽しいです(^^)ノ
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それでは本題に参りましょう!!
【 いわきの「被災地ガイド養成講座」に参加しました♪(前半) 】
1月29日・30日と、
福島県のいわき市にて、語り部ガイド養成講座があり、
私も参加して来ました~。

今回は長編になりますので、前半・後半に分けてご紹介します。
後半は2月3日(日)に紹介する予定です。
◆◆ 渡邊の体験レポートから抜粋しながら ◆◆
◆◆ 写真を交えて紹介させて頂きます。 ◆◆
【1日目】
<挨拶(福島県 復興推進担当者 関根様より)>
『震災から1年10か月経ち、課題は山積みです。
先日、1月24日には京都のお客様を被災地案内をしました。
回を重ねていくにつれて、問題点が多数あり、
案内出来る人の数が少ないという事で、今回の養成講座はとても有難い。
今回の受講をきっかけに、ガイドが出来るようになって欲しいです。』
『県としては、こういった素晴らしい取り組みを応援していきたいと思ってます。』
<講座の説明等(NPOふよう土2100 代表 里見 様より)>
<NPO法人ふよう土2100の活動内容ブログはコチラ>
今回は地震・津波・原子力災害という様々な事を経験しました。
この経験を覆ってしまうのではなく、我々が多くの方に伝えて、
これからの人の為の教材になれば良いと思ってます。
まず、この状態を見てほしいという事で、多くの方にお越し頂いてます。
今まで1000名近くの人達を案内しているが、
『参加してよかった』という声が、ほぼ全員から聞こえて来てます。
いらっしゃった方には、
その土地の空気、土の感触、人々に会い、方言を感じて頂き、
いわきを好きになって頂ければと思っております。
その為にも、地元の皆様が
『震災を風化させない為』に活躍して頂ければと思ってます。


<いわき市スタディツアー>
★13:30 ~ いわき合同庁舎出発

◆バスを出発してお客様に渡した資料の確認やツアーの説明をした
・いわき市の地図 ⇒ 日本のどのにいわき市があって、今どの位置にいるか把握する為
・線量計を準備 ⇒ 放射能を、その都度測定して発表する。
※「危ない」「安全」等の感情を話する事は禁物。
・地元新聞を持参 ⇒ 現状の問題や、課題解決している様子を伝えている。出来れば配る
※地元新聞でしか取り上げていない情報が沢山ある。
・最新データを渡す⇒行政の方が準備した、人口や被害状況を細かく書いてある。
※ホームページでも分かり易く載せているが、紙でも渡している。
<感じた事>
南三陸の語り部は、お客様に渡す資料はほとんど用意していなかった。
これからは、お客様に分かり易く伝える為・家に帰っても残る資料を、
何かしら考えていかないと!せっかく来て頂いた方々に伝えきれない。と思った。
★14:00 ~ 塩屋崎到着 <山六観光営業部長 森崎さんのお話 >

・薄磯地区は283世帯被害にあいましたが、全て流された訳では無く、
建物が残っていても解体が進んで土台だけになったりして現在に至る。
土台が壊せない。土地を売る時に自分の土地がどこだったか分かるように。
・海水浴場も2年連続自粛している。
・1キロ位、海岸の水が無くなった。(潮が引いた)
・6mの津波警報が出ていたが、実際は地震の40分後に9.2mの津波が静かに来た。
・津波が来ないと言われていた地区なので、堤防で海を見ていた方も流された。
中には仕事をし続けていた人も、1波は小さかったので、高台から降りた途端流された人も。
・小学校に逃げた人たちは助かっている。
・今後は沿岸部は緑地公園にする予定。現在は復興している部分は電柱が建った位。
・昨年の11月まで毎日朝から夕方まで語り部をしていた。(無償で)
<感じた事>
・パネルの写真を見ながらの説明だったので分かり易かった。
1つの話でも詳しく、説得力があった。写真は伝わり易いと改めて思った。


★14:30 ~ 薄磯地区出発 久之浜地区へ
<移動時間が30分ある間に、里見様より>
・いわき市では約200のNPO団体が活動している。
現在はNPO団体が協力して、復興にチカラを注いでいる。
・現地で栽培しているオーガニックコットンを東京のメーカーに販売したり、
東京の企業のCSR部門に積極的に地域のアピールをしている。
・スタディツアーも2日間かけて企業の方対象に行っている。満足度が高い。
午前中は視察・午後は町づくりボランティア ⇒ 市民電力の土地整備。
地域企業の方の話を聞いたり、一緒に未来をつくろうという活動をしている。
※リピーターも多く、繰り返しツアーを組んでいる。
<感じた事>
・久之浜地区は、被害があったところと無かった所が分かりづらい状態。
海岸でも被害が無かった建物もあり、説明が無いと分からない状態。
・NPO団体や、地元企業が一緒になってツアーを組んでいるのが魅力的でした。
★一緒に未来をつくる。というビジョンを共有する事は、
これからの南三陸にも必要だと思った。


<被災した小学校の跡地です。未だ解体されずに残ってました>

<海岸では堤防工事が始まってました。>
15:15 ~ 久之浜地区到着 (浜風商店街)
<里見様の話>
・久之浜小学校の生徒も、いわき市外に住んでいて他の小学校に通学すれば楽なのに、
毎朝5時半に起きて1時間かけてスクールバスで通学している。
子供たちは『久之浜小学校が良い』と言って、頑張って通学している。
・小学校の校庭に商店街が建っているので、商店街の店主が子供達と触れ合ったり、
スクールバスを商店街の皆が見送ったり、昭和の雰囲気が感じられる空気が流れている。
・暖かい商店街が大好きなので、この商店街で人との繋がりを作って欲しい。


<浜風商店街では、10店舗がプレハブで営業してます♪>



<子供達がスクールバスで帰る途中に、商店街の方々がお見送りしてくれます♪>
<ふれあいブースの担当の方の話 (緊急雇用で働いている方)>
・40軒あった商店の方々は、自分の店が焼けて無くなっているのに、
1~2ヶ月間ずっと、遺体捜索をしていた。
・8波の津波が来て、一番高い波で8.7m。火災の被害もあった地区。
死者50名、行方不明者63名でした。71棟の建物が火災の被害に。
※写真や模型・DVDを使って当時の様子を説明してくれました。
⇒模型は東京の専門学校の生徒がボランティアで作ってくれた。
⇒DVDは、まちづくり協議会で作成している。
・高木さんという久之浜地区のリーダー的存在の市議会議員がいて、
その方は、津波が来る直前まで、独居老人のお宅に避難を呼びかけていた。
残念ながら津波の犠牲になってしまったが、最後まで避難を呼びかけていました。


<商店街の中には復興情報館 ふれあいブースがありました>


<地元の商店主の方、久之浜地区に住んでいた方が説明してくれました>


<震災前の地区の模型や、被災した箇所が記されたマップ>
<感じた事>
・映像や写真、模型まで用意して説明してくれたので、本当に当時の状況が分かり易くて、
説明している人も緊張していたが伝わり易かった。
・商店街で買い物したりすると、地域の人の話が聞けたり、対話出来て良い事だと思った。
・地元の子供たちも元気に挨拶してくれて、町民一体となって受け入れ態勢が良かった!

<自由にメッセージを書いて頂く為のノート>

<出発前には、商店街の方々と一緒に集合写真を撮影しました♪>
<前半で感じた事>
●他の地域の取り組みを見たり体験するのは、本当に大切だと思った。
●受け入れ側としてでは無く、参加者という気持ちになれたので新鮮だった。
●南三陸に来て頂いている人がどの様な気持ちで来て、
どの様な気持ちで帰って行くのか、少し分かった気がします。
●『少しでも地域で頑張っている人達の役に立ちたい!』
『地域のお土産を買ったり、商店街でも色々買おう!』
『また絶対に来よう!また会いに来よう♪』
と本気で思いました。
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前半は以上となりまーす♪
フェイスブックでも
『被災地ガイド養成講座』の写真を
ご覧頂く事が出来ますので、
是非ご覧下さいませ~。
<コチラをクリックしてご覧下さいませ>
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回
予告
『いわきの「被災地ガイド養成講座」に参加しました♪(後半)』
1日目のスタディツアーも終わる頃、
商店街からの帰り道で何が起こったのか?!
そして、
気になる2日目の内容が、、、、
渡邊の講演?!

講師らしく無い男が、
どの様な内容の話をするのか。
次回、乞うご期待!!
◆◆◆◆◆ 最後に本題とは関係の無い写真を ◆◆◆◆◆


<弟に『笑いの極意』を伝授してます。>
我が家でも、
父から娘へ、
姉から弟へ、
確実に受け継がれていってます。