いつも「ときめきピチピチ便り」をご覧いただいている皆様、こんにちは。
しゅんです。
・・・・ということで早速昨日の続きです(笑)
『全国被災地語り部シンポジウムin東北』
in南三陸ホテル観洋 2016.3.21&22
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今日はReport②です!
3/21(月・祝)震災を風化させないための語り部バスからスタートしましたが、
早速大型バス4台がいっぱいになるほどの申し込みをいただき、
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語り部ガイドは伊藤部長、米倉支配人、小野寺支配人、そして私、伊藤で
ご案内させていただきました。
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初めての方、何回目かの方、何十回と来ている方、
現地を訪れる機会や動機はそれぞれでも、みんなの思っている
目標は同じベクトルを向いていることを感じたバスの案内の後は、
いよいよ、
『全国被災地語り部シンポジウムin東北 ~教訓を未来へ語り継ぐ~』開会です。
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シンポジウム実行委員長・阿部隆二郎 南三陸地域観光復興協議会長による開会挨拶。
「もう一度、ここで生きていく。」 ~被災地の声に耳を傾けよ~と題し、
語り部にとって一番大切なのは「地域を知る」ことを伝えながら
私たちの「生きる」「命」そのものを大切にする心を改めて見つめ直すこと感じ、
やはり結城先生にお願いして良かったと、後悔のない素晴らしい講演でした。
印象的な言葉は、
東北の農業や漁業の復興は、今の私たちの生活だけでなく、
日本の未来にも関わる重大な問題ということを認識し、
漁業も農業も東北に支えられていることを、私たちは知らなければならない。
地域に住むその生きている人たちの声にきちんと耳を傾ける必要があるのでは?
そこに真実と本当の真心や感謝すること、
生きることそのものに大切な気付きがあることを改めて教わりました。
復興再生の7つテーマの言葉、
1.よい自然風土があること
2.よい仕事の場があること
3.よい居住空間があること
4.よい文化があること
5.よい仲間がいること
6.よい学び場があること
7.よい行政があること
それぞれの7つの役割についてや、
復興とは?人の未来とは?
いろいろな問いを、それぞれに考えて行くことが、
未来への道標になっていくのではないかと思いました。
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結城先生とは先月2月に初めてお会いして、その時の打合せでも
お話しを聞いて泣いてしまったのですが、
今回の結城先生の講演も、会場の皆さまの心を揺さぶる
素晴らしい時間になったと思います。
続いてのパネルディスカッションでは
「これからの語り部」をテーマに、
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小林郁雄氏(人と防災未来センター上級研究員)
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崎山光一氏(稲むらの火の館館長)
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米山正幸氏(北淡震災記念公園副支配人)
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後藤一磨氏(一般社団法人復興みなさん会代表)
・・・・の4名の錚々たる語り部の先生方と、
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基調講演に引き続きコメンテーターとして
結城登美雄先生も参加。
それを取りまとめるコーディネーターはやっぱり!
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山地久美子先生(大阪府立大学客員研究員)
・・・・・時間が限られている中で、それぞれのお話しを伺いながら、
「伝わる」ではなく「伝える」・・・・ことの意味を
これからも自分の中で問いかけていきながら、
先人に学び、地域に学び、歴史を学び、生きることを感じ、
未来に何を残すのか、残せるのか。
命を守り、繋いでいくのか。
一番大切な人を守れる自分でいられるのか。
たぶん、自分自身にとってもずーっと永遠のテーマだと思います・・・。
語り部。
特別な存在ではありません。
誰もが語り部であり、誰もが伝えることを続けてほしい。
何を?
人にとっていちばん大切なことを。
・・・・・・・まだまだ続くシンポジウムReport。
それでは今日もここまで。
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