~ 前回までのあらすじ ~
今年の2月に中尊寺で限定御朱印帳を手に入れたトーマス。その後は毛越寺、達谷窟を巡り沖縄にまで御朱印帳を持って帰ったものの、腰痛で動けなくなり神社仏閣巡りがストップしてしまった......果たしてトーマスの御朱印帳はこのまま埃を被ってしまうのか!?
と、ありもしない前回までの話しをしてしまいましたが、ここから先は本当にあった有難い話!
昨日、観洋からお隣津山町へ車を20分程走らせた場所にある、「柳津虚空蔵尊」へ行って参りました。
それというのも!
今年は33年に一度の盛儀、『秘仏御開帳』が行われているのです!
この貴重な年に本尊を拝観すべく、そしてトーマスの腰が良くなりますようにと女将さんから有難いお気持ちを受けまして、ご祈祷にご一緒させて頂きました。
春を迎えた境内には木々の彩が暖かで、新緑の澄んだ空気に出迎えられました。
柳津虚空蔵尊の境内には複数の巨木があり、入口左側の鵲橋の近くに樹齢400年のケヤキ、そして杉並木の樹齢はなんと500年、イチョウは樹齢400年、カヤは300年と続きます。まさしくパワースポットですね。
境内を進みますと、「秘仏御開帳」一色。平日ながら参拝される人々が集まっておりました。
この奥では33年に一度しか拝めないご本尊が......なんだか少し緊張しながら、ご祈祷を受けに参ります。
中では写真撮影ができませんでしたが、中で住職からお聞きしたお話しをば。
柳津虚空蔵尊のご本尊は、今から1300年近く前の726年、天皇からの勅を受けて東北を巡遊していた行基菩薩が、この地を訪れた際自ら刻んだ菩薩です。
現在は本堂の最奥にて、ご本尊の左右に大黒天と毘沙門天の2体を並べ、現在まで本堂に安置されておりました。
5年前の震災時も、地震による被害を免れた柳津虚空蔵尊。この度の秘仏開帳にて、住職が本堂のご本尊が納められ厨子を開けた際にも、宝冠などの装身具が少しずれているのみで、33年前と変わらぬ姿であったそうです。
きっとご本尊のご加護があったのでしょうね
さて、こちらのご本尊、御開帳とはいえ直接触れることはできませんが......
ご本尊の手から紐が伸び、本堂を抜けて、
境内にある回向柱(えこうばしら)に繋がれています。
この柱を触ることで、本堂の最奥にあるご本尊に触れたことにあり、大変なご利益があるそうです。
すでにたくさんの人が触れて、柱の「虚空」の文字がすれているのがわかりますね。
33年に一度の御開帳、たくさんの人々が柳津虚空蔵尊に足を運び、たくさんのご利益がありますように!
柳津虚空蔵尊の秘仏御開帳は、平成28年4月13日(水)~5月15日(日)まで。
拝観時間は 午前9:00~午後4:00までとなります。
(※5/15は午後3時までとなります)
御開帳特別御朱印もございます。
トーマスも今回の拝観でしっかりちゃっかり頂きました! 33年に一度のこの年に頂戴できて、なんだか腰の調子も良くなり!? 今年はこれから良い事ありそうです~。
柳津虚空蔵尊までは、当館から車で20分程。
この機会に是非足をお運び下さいませ!
~ 観洋おすすめ周辺観光地~
柳津虚空蔵尊本堂からスキップで30秒♪
お寺cafe 夢想庵
柳津虚空蔵尊のすぐ側にある癒しのカフェ。江戸時代に建てられた旧車裏で、金色に輝く虚空菩薩様を拝むことができます。
囲炉裏の座敷でお蕎麦・お茶をいただきながら、のんびりと過ごすことができます。
【営業時間】11:00~15:00(木曜定休)
ご祈祷を受けた日には、こちらでお蕎麦を頂きました♪
その名も「夢想庵のとっておき ●やくよけそば」!!
昔ながらの少し柔らかめながらもつるっとしたお蕎麦で、つゆもお出汁がきいていてとても美味しゅうございました(*´∀`*)
器にもこだわりが見られて、食後にじっくり見るだけでもまた楽しめました。
そしてこちらは夢想庵のオリジナルメニュー、「●仙台麩パフェ」
仙台麩のラスク、白玉、わらび餅、バニラアイス、抹茶アイス、抹茶ゼリーなどなど、和のスイーツの美味しいとこどりなパフェ!
仙台麩のラスクは、かじってみるとラスクとは思えないほどふわっとしていて、麩の良さもラスクの甘さも感じられる特別なスイーツでした♪
夢想庵では、毎月第2日曜日には10:00~15:00までお寺マルシェも開催されております。
そして5月28日(土)には街コンならぬ「寺コン」なるものが......!?
お蕎麦もスイーツも寺コンも、気になる方は是非「夢想庵」さんへ足をお運び下さいませ~。
それではまたお会いしましょう! トーマスでした(*´∀`*)

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