いつも「ときめきピチピチ便り」をご覧いただいている皆様、こんにちは。
しゅんです。
全国被災地語り部シンポジウムの開催から早10日・・・。
しかし、そのシンポジウムの繋がりはゆ・る・や・か・ながら、
各日にきっかけとなって拡がっています。
今日も改めて語り部バスをご利用になられた当日の参加者の方もおりました。
本当にうれしいことだなーーー・・・・て感じます。
本日のBlogは前回、シンポジウム第二部からの続きです。
※振り返りのために、前回までのReport①・②はこちらから↓
3/23Blog「わくわく☆全国被災地語り部シンポジウムin東北 開催★Report①」
http://www.mkanyo.jp/onsendayori/2016/03/inreport.html
3/24Blog「わくわく☆全国被災地語り部シンポジウムin東北 開催★Report②」
http://www.mkanyo.jp/onsendayori/2016/03/inreport_1.html
熱意あふれる、熱気が迸る、
『全国被災地語り部シンポジウムin東北』
in南三陸ホテル観洋 2016.3.21&22
・・・・・ですが、今日はReport③ 分科会についてと交流会についてです!
シンポジウム分科会は3つのテーマに分かれて、それぞれが
過去・現在・未来を通して「伝えていく事」
についての意見交換と共有を図ることができました。
コーディネーター 宝田 和夫さん(気仙沼観光コンベンション協会副会長)
講話 小野寺 寛さん(NPO法人夢未来南三陸 まちづくり事業部長)
講話 佐藤 誠悦さん(元南三陸消防署副署長)
(写真左;小野寺寛さん 右;佐藤誠悦さん)
講話のあとは今回参加された各地で活動されている語り部の方々の
リレートーク。
気仙沼、南三陸、石巻、本吉、名取市閖上、田野畑村、陸前高田市、神戸市、
それぞれの胸のうちにある、
「伝えたい」気持ちを共有できたことと、
それを点と点、線と線で繋がり合う事の必要性をこれからの課題にしなければと
確認し合えた、ある意味初めての場所になったことは意義が大きいと思います。
【第ニ分科会】南海トラフ等今後の大地震へ向けた語り部ワークショップ
コーディネーター 小林 郁雄さん(人と防災未来センター上級研究員)
講話;崎山 光一さん(稲むらの火の館 館長)
講話;米山 正幸さん(北淡震災記念公園副支配人)
(写真左;崎山光一さん 右;米山正幸さん)
講話の後のパネルディスカッションでは、
パネラー 崎山 光一さん
池本 啓二さん(北淡震災記念公園震災の語りべボランティア事務局長)
佐々木 光之さん(南三陸ガイドサークル汐風)
・・・・の3名による、"過去"というよりは"未来"に対して今から私たちが
何をすべきか、何を伝えるかで議論が交わされました。
震災を知らない世代が語り継ぐことの難しさを踏まえつつ、これからどうすべきか、
又災害時における地域の連携の重要性を確認するとともに、
やはりここでも私たちの情報の共有とそのネットワーク化の必要性が
感じられた場となりました。
【第三分科会】次世代に繋ぐ語り部ワークショップ
コーディネーター 伊藤 俊(南三陸ホテル観洋 第一営業課長) ←※私です(笑)
パネラー 佐藤美南さん・西城佑香さん(南三陸)
畑野真生さん・伊藤克美さん(淡路市)
併せて、タブレット端末を使用した語り部の取り組みの紹介も
仙台応用情報学研究振興財団の阿部さん・男澤さんのご協力も得て
参加者にデモンストレーションも行いながら、その有効性や課題も
話し合う事ができましたので、
私自身がこの分科会に参加できたこと自体がとても有意義でした。
この会でやはり積極的にトークを展開したのは未来を担う世代の皆さんでしたが、
★災害を知る世代だからこそ伝えたいことがある。
★災害を知らない世代だからこそ、そのことをきちんと知りまた次の世代へ伝えたい
★災害がまだ起きていない場所に住むからこそ、もっと被災地に行き
しっかりと学んで伝えていきたい。・・・・という気持ちに溢れていて、
南三陸、淡路島、京都の3つの地域のそれぞれ異なる環境の主張は
新鮮で且つ新しいチカラが融合するキッカケになったように思います。
若い世代の共通項は「交流したい」「学びたい」「伝えていきたい」
機会の平等、自主性を育む、命の大切さをどう学び活かしていくのか、
様々な困難、課題はただあるもののそれを諦めずに取り組んで行くための
キッカケ作りはそれぞれが考えていく。
まさに次に繋がっていく場となり、またここでも他の分科会場と同じく、
連携の重要性もやはり感じることができました。
語り部バスからはじまり、基調講演、メインパネルディスカッション、
そして3つの分科会とどのプログラムも終わってみて
どれも外すことができない本当に内容の濃いシンポジウムとなりました。
そしてこの熱気は次の日まで続きますが、
こうしてシンポジウム第1日目のプログラムを無事終えることができました。
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夜は当館主催のシンポジウム交流レセプションと
仙台応用情報学研究振興財団の協力による素敵なコンサートも開催することが出来、
さらにココロとココロが繋がるひと時を思い思いに過ごすことができました。
(多くの方が思い思いに交流の花を咲かしてました)
料理も南三陸自慢の料理の数々が並び、
(一例 志津川タコと生ワカメのしゃぶしゃぶ と 毛鹿の星(モウカザメの心臓 酢味噌和))
そしてなんと!!!
今回震災後初めて、
見事にさばかれた鮪は早速、美味しく召し上がっていただきました。
そして会場に花を咲かせたのは南三陸「陸仙海」の皆さん★★
相変わらずの圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げました!
ロビーでは樋口さん・中西さん・池田さんのソプラノ・ピアノ・フルートの
コラボレーションコンサートも開催。この企画も早3回目となりましたが
いつも心が和むひと時をプレゼントしてくれます。
・・・・内容が充実し過ぎて・・・・(笑)
全てをお伝えできることがこのBlogではかなえられませんが、
でもこの場をここだけで終わらせることなく次へのステージへ
繋がっていく事は間違いないことですので、
ここまでシンポジウムの第一日目のReportでしたが、
次回は2日目のレポート、
そしてシンポジウムの総括宣言へ続いていきます!!
・・・・・・・まだまだ続くシンポジウムReport(笑)
それでは今日もここまで。
★ 南三陸キラキラ丼はおかげ様で6周年♪ ★
「南三陸ホテル観洋」