こんにちは、むっちゃんです。
本日は3月11日。
東日本大震災から3年が経ちました。
3年前のあの日、私はまだ高校生で、
学校に残りクラスメイトと鍋パーティーをしていました。
「さぁ、帰ろう」
そう言って外へ出た瞬間、地震が私たちを襲いました。
海が近い学校であったため、
母校は津波の被害に遭い、
今は仮設の校舎で授業を行っております。
3年という長い月日が経っても、
ここ南三陸も、私の地元・気仙沼も、
復興にはまだまだ時間がかかりそうです。
本日の河北新報朝刊に当館スタッフ10名が参加しました、
座談会「むすび塾」が掲載されています。
震災直後の体験からはじまり、避難所としての取組み
そして、この震災の伝承まで様々な意見が交換されました。
記事にも登場しましたのは「語り部バス」
3年前に起きた東日本大震災を風化させないために、
当館では「語り部バス」に取り組んでいます。
そんな語り部バスを取材し、
長野県こども新聞コンクールで奨励賞に輝いたのは、
松本市附属松本小学校4年生の古庄美和子ちゃんです。
「語り部新聞」と題された新聞とお手紙を、
当館に送って下さいました。
語り部バスで話される内容がまとめてあり、
震災の状況がひしひしと伝わってきます。
美和子ちゃんのお手紙には、こう綴られておりました。
「多くの人に震災の記憶を忘れてはいけないと、
伝えられたと思います」
震災を風化させないために、
このようにして伝えて頂けるという事は、
復興の力にもなっています。
本当にありがとうございました。
当日語り部を担当したフロントの齋藤課長も、
「嬉しく励みになります」と話しておりましたよ。
また、先日は新たな語り部が誕生しました。
この様子を本日の仙台放送様で取り上げていただきます。
16:50~未来へつなぐ~東日本大震災から3年~
宮城県内にいらっしゃる方は是非ご覧下さいませ。
本日の14時46分には、
海へ向かって祈りを捧げます。
どうか、一日も早く復興しますように。
南三陸の海は、変わらず穏やかです。
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