チリ地震津波の被害から50年目を迎えた5月24日、南三陸町内全域で、
住民約5千人が参加しての、大規模な「地震・津波防災訓練」が実施されました。
午前6時から始まった「地震発生初期訓練」では、宮城県沖を震源とする
マグニチュード8.0の大地震が発生したと想定。5分後に仙台管区気象台が
大津波警報を発令すると、町内には高台への避難指示を伝える防災無線が
響き渡りました。
ふりしきる雨の中、高台へ避難する住民。地元消防団などが、町内91箇所ある
陸水門を一斉に閉門しました。
また、午前9時にはサンオーレそではま周辺で、「地震・津波被害対処訓練」が
大規模に実施されました。
志津川中学校全校生徒も、「炊き出し」や「初期消火」「地震体験」などに参加し、
今後99%の確率で発生すると言われる宮城県沖地震に備え、住民の防災意識を
高める素晴しい訓練となりました。
雨脚の強まる中、訓練に参加された皆様、本当②にお疲れ様でした。
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